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2023.07.21

夏バテ対策・食べもの

  •  いよいよ本格的な夏ですね。皆さま、夏バテ対策きちんとできていますか?夏バテとは、夏の暑さに体が適応できず、食欲不振、倦怠感、易疲労感、胃腸障害などさまざまな症状から体調を崩すことです。今回は、食事のお話です。今の時期から暑さに備えたカラダ作りをしましょう!
  • (POINT)高温多湿の時期は体力の消耗が激しく、胃腸の働きも衰えがちになります。暑いからといって、冷たい物やそうめん、ひやむぎなどあっさりした食べ物でつい済ませがちになりますが、これでは栄養のバランスを欠いてしまいます。特に、朝食は1日の活動力のもと、体のリズムを整えるために欠かせません。また、スタミナを付ける食事づくりには、ご飯やパンなどの主食とともに良質のたんぱく質を含む肉や魚、卵、大豆製品などを毎食に1~2品取り入れるようにします。暑さのためにビタミンB群の消耗が多くなるので、肉類や豆類、落花生、きのこ類、にらなどのほか、ビタミンCを豊富に含む野菜や果物なども積極的に取りましょう
  • 具体的な食材・食事は下記の通り。
  • うなぎ 疲労回復をうながすビタミンB1が豊富に含まれています。栄養価も高いため、夏バテで体力が落ちた時には最適な食べ物です。ただし、価格高騰がネックですが、ひと夏に1回は是非食べたいものですね。ちなみにこの夏の『土用の丑の日』は7/30(日)です。
  • ②豚肉 ビタミンB1やタンパク質が豊富です。疲労回復効果が期待できるのはもちろん、豚肉に含まれるナイアシンは、糖質や脂質をエネルギーにする役割があると言われています。エネルギーを全身に送り届けてくれ、回復させてくれる効果が期待できます。豚肉・トマト・ナスの冷しゃぶサラダなんていいのではないでしょうか?
  • ③おくら 水分や食物繊維、ビタミン、カリウムなどの栄養素がバランスよく含まれています。特にカリウムは、余分な塩分を排出し体内の塩分濃度を調整する働きがあります。塩分を摂りすぎた日は積極的に摂取しましょう。少し辛口(代謝up)のおくら&ナスカレーなど。
  • トマト 水分が多く含まれているため、体の熱を冷ます働きがあります。サラダでもパスタでもなんでも使えますね。
  • ⑤きゅうり トマトと同様に水分が多く、体を冷ます効果があります。食べ物の中でも水分が多く、100gあたり95gの水分が含まれています。カリウムも豊富のため、塩分をとりやすい夏には最適な食べ物です。サラダでも、豪快にそのままかじってもいいですね。
  • ⑥梅干し クエン酸が含まれており、疲労回復が期待できる食べ物です。そのまま食べることもできますが、様々な料理に活用できます。
  • ⑦レモン 梅干しと同様にクエン酸が含まれています。ちなみにクエン酸はビタミンBと一緒に摂ると、より効果的と言われています。