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2022.01.31

自律神経とカラダ

  •  皆様、引き続きステイホームの時間も多くなり、運動不足気味で「なんだか調子悪い・・・」なんて方も多いかもしれません。それは自律神経の不調が原因かもしれません。様々な場で自律神経という言葉を耳にすることと思いますが、なんとなく知っているが実際どんな神経なのか、どこにある神経なのか、あるいは私たちカラダにおいてどんな役割があり、どれだけ重要なのかは十分に
  • はご存知ない方も多いことでしょう。
  • (交感神経と副交感神経) 

 私たちの体は、気温の変化や精神的ストレスなど外からの刺激に対して、体内の状態を一定に保とうとする働きがあります。この働きを担うのが自律神経です。自律神経が支配しているものは・・・『心臓・腎臓・肝臓・脾臓・胆嚢・小腸・大腸・胃・十二指腸・膀胱・瞳孔・血管・立毛筋・汗腺・子宮・卵巣・嚥下・などなど』書ききれないほど多いのです。自律神経は全身に張り巡らされていて、『交感神経』と、『副交感神経』の2つに分類され、必要に応じて自動的に切りかわって働くようになっています。

  • 交感神経は活動モード(目覚めているとき、興奮
  • しているときに優位になる)の神経
  • 副交感神経は休息モード(睡眠中やリラックスしているときに優位になる)の神経
  • (自律神経が乱れると・・・)
  •  当然さまざまな症状が見られます。慢性的な疲労、だるさ、めまい、偏頭痛、動悸、ほてり、不眠、便秘、 下痢、微熱、耳鳴り、手足
    のしびれ、口やのどの不快感、頻尿、残尿感などなど。また、精神的な症状としてもイライラ、不安感、疎外感、落ち込み、やる気が出ない、ゆううつになる、感情の起伏が激しい、あせりを感じるなどさまざまです。
  • (自律神経が乱れる原因は?)
  •  自律神経を乱してしまう原因は、生活にとても身近なものばかりです。症状が一人一人違うように、その原因もまた一人一人違います。自律神経のバランスが乱れるのには、いろいろな原因が複雑にからみあっていると言われています。①生活リズムの乱れ②過度なストレス③ストレスに弱い体質④ストレスに弱い性格⑤環境の変化⑥気温の変化⑦女性ホルモンの影響 
  • (自律神経を自分で整える3つの方法)
  • ①ストレス解消して自律神経の乱れを防ぐ
  • ②運動をして自律神経のバランスを整える
  • ③栄養バランスの整った食事や規則正しい食事の時間を意識して自律神経のバランスを整える
  • (おわりに)
  •  これまでお話ししたように自律神経とストレスは切っても切れない関係です。ストレス社会とも言える現在社会で、ストレスゼロの方はおそらく居ないことでしょう。特にこの1-2年の新型コロナ時代。。ただし、全てのストレスが私たちの心と体に悪影響ではありません。過度なストレスは自律神経失症の原因になり要注意です。しかし、適度なストレスは心と体に良い刺激となっています。皆さん、ご自身の環境・性格に合わせて上手にストレスと付き合い、自律神経を整えましょう。